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歯科用CTとは?
一般によく聞くCTとは、Computed Tomographyの略です。

コンピュータを駆使したデータ処理と画像の再構成で、
断層写真を得ることができる装置です。
歯科用CTとは、近年開発された歯科に特化したCT装置で、
コーンビーム方式を用いているためコーンビームCTとも言われています。

主に、インプラントや親知らずの抜歯,顎関節症などの
治療に用いられますが、
耳鼻科領域(蓄膿症など)にも応用されることがあります。

三次元の高画質画像を用いることで、
断層方式パノラマX線写真や口内法X線撮影法では判別できない、
痛みや症状の原因の究明に役立ちます。

医科の分野においては、様々な場面で聞く診断法ですが、
開発されたのは1970年代初頭です。

近頃では、目覚しい進歩を遂げて
今ではマルチスライスCTが活躍しています。

医科に比べて、歯科の分野の場合は
ミクロンレベルでの情報を必要としますから、
医科の分野では大活躍のCTも、歯科の分野においては
満足のいくレベルの高い空間分解機能は得られませんでした。

歯科用CTとは、コーンビーム式のスキャンを行う事で、
短時間のX線照射による、
歪みの少ない繊細な画像を断面で観察することができます。

特徴1  パルス照射で照射量の軽減(3D撮影)
撮影時間は25秒、実行照射時間は
パルス照射により11秒ですので
照射量は少量に抑えられています。

患者様に必要以上のX線照射をすることなく
診査・診断することができます。

特徴2  スライス幅0.076mmを実現(3D撮影)
断層撮影した画像を最薄0,076mmの幅で
スライスすることができますので、
歯根の治療での根管の形状・根尖・破折などの確認や
外科的処置、埋伏歯の確認などが可能です。

特徴3  トロフィーパンプラス「ステッチ」ソフト (バージョンアップ)
三つの3D画像を一つの3D画像に合成。 
広範な3D画像を得られるステッチ機能
でさらに使いやすくなりました。 

一度に上顎もしくは、下顎全体の3D画像が
撮影できるので今まで以上に 確実な診断が可能です。

CTを用いたシュミレーション1
左下臼歯部 インプラント埋入前の
診査・診断およびシュミレーション

CT撮影だけにも対応させて戴きますので
お気軽にお問合せください。

CTを用いたシュミレーション2
右下前歯部 インプラント埋入前の
診査・診断およびシュミレーション

歯科用レーザー (炭酸ガスレーザー)
  歯科でもっとも多く使用されているといわれています。
  外科手術に使用するレーザーでは中出力レーザーです。
  波長は106μmで近赤外線領域の光です。
  歯科では、歯などの硬い組織にも使われるので
  ハードレーザーとも呼ばれています。
  エネルギーが水分に吸収されるので、
  生体組織での吸収率が非常に高いのが
  特徴です。
  これは、出血を伴わずに切ることが出来るということに繋がります。
  そして、エネルギーのほぼ100%が組織の表面で
  吸収される「非透過性」レーザーです。
  周辺組織へダメージがほとんどありませんから、
  熱傷害が深部に及ぶ危険性が少ないという
  利点があります。
  またアパタイト(エナメル質の主成分)の表層で吸収され、
  その表面をガラス状の硬い組織に変化させることができます。
  これは歯の耐酸性を高めるだけでなく、
  膜を貼った形になるので、知覚過敏などにも有効です。

   ・歯肉切除 ・歯周ポケット内への照射(歯周病治療)
   ・ムシ歯の予防・抑制
   ・小帯切除
   ・生活歯髄切断(主に小児で行います)
   ・口内炎の沈静・治療
   ・知覚過敏
   ・抜歯後など軟組織の止血・蒸散・凝固
   ・メラニン色素除去
   ・根管治療 ・軟化象牙質(ムシ歯の部分)の除去
   ・漂白(ホワイトニング)


歯科用レーザー (ヘリウムネオンレーザー)
  ヘリウムとネオンガスを混合させたものを媒質とした
  ガスレーザーです。
  ヘリウムもネオンガスも、不活性ガスとも呼ばれています。
  この2つは風船やネオンサインでお馴染みのガスです。
  波長は632.81983nmで、可視光線領域の光です。
  出力の小さな赤色のレーザーで、
  痛みの緩和などに使われています。
  穏やかに効果が現れてくるレーザーです。

   ・象牙質知覚過敏症の誘発通の緩和
   ・口内炎の鎮痛・消炎
   ・開口傷害の改善
   ・顎関節痛の緩和
   ・抜歯した場所の鎮痛・消炎






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